東日本大震災直後に被災各地を訪問、日本重視の政治家・台湾の頼清徳氏 矢板明夫

 親日的といわれる台湾の与党、民主進歩党の中でも、頼清徳氏は日本との関係を最も重視する政治家の一人として知られる。東日本大震災直後の2011年4月、台南市長だった頼氏は、市民の募金を自ら持参して友好関係にある仙台に駆け付け、被災者たちを直接見舞った。さらに2カ月後の同年6月、台南市民ら約300人と一緒に同じく観光交流のある栃木県日光市を訪問。当時の日光市は放射能汚染の風評被害で、観光業が大打撃を受けていた。悪い噂を打ち消すことが訪問の目的で、先頭に立った頼氏は「行こう日光」と大きく書かれたTシャツを着ていた。
(産経BIZ)