「不妊治療は時間との闘い」コロナ禍で延期推奨、広がった戸惑い

 新型コロナウイルスの感染が拡大した4月、日本生殖医学会が、会員の医師に対し、不妊治療の延期を患者に提案するよう勧める内容の声明を出し、関係者に戸惑いが広がった。5月中旬、治療の再開を考慮するよう促し、事実上延期の推奨を撤回する通知が新たに発出されたが、再び感染が拡大した場合への不安は解消されていない。一般的に年齢が上がるほど妊娠率は低くなり、当事者からは「不妊治療の実情がわかっていないのではないか」と切実な声が上がっている。
(産経BIZ)